<看守の槍> 一般に兵士が持っていた槍とは違い、武器と鎧で見を固めた敵を相手に戦うための槍ではない。 全裸か半裸で、武器などもっていない囚人を統制するために用いる槍である。 木製の柄の先に、フォークのように湾曲した穂先のつけられていて、服や肉に引っかけるようにして使用する。 その「看守の槍」の中で、柄の長さが2メートル以上ある槍の穂先が上部の開いた大きな輪になっていて、その開口部にV字形の「弁」が付いている物を特別に「首つかみ」と呼んだ。
看守は、この内側に刺がついた輪付きの槍で、受刑者を威嚇するだけではなく、動きを止めることができた。 また離れたところから、受刑者を抑え込み、望む方向へコントロールすることができた。 「看守の槍」(首つかみ)は、今日もなお様々な刑務所で使われている。 また、暴徒鎮圧用に警察が用いることも多い。 なお、現代のものには、電流が流れるようになっているものもある。
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通販で販売したら売れるかも、高枝切狭とセットでどうかな?(笑)