審問椅子

<審問椅子>

宗教裁判と言えば、この椅子(「審問椅子」または「拷問椅子」)を抜きにしては語れない。
今もなお、拷問現場で使用されているこの「審問椅子」「拷問椅子」は、時代の技術にあわせてモデルチェンジをくり返しながら今日にいたっている。
現代のものは、電流が流れるようになっているものもあると言う。

この椅子に座れば、刺でどういう目にあうかは一目瞭然だろう。
被害者は必ず全裸で座らされ、それだけでもう地獄の苦しみを味あうのだが、審問が進むごとに、揺さぶられたり手足を殴られたりして、激痛に追討ちをかけられることになる。

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審問椅子

「審問椅子」にはいくつかのタイプがあった。
1、ねじで針が飛びだすようになっているもの
2、座に穴があいていて、性器部分を責めをできるもの
3、座が鉄板になっていて、下から火責めをできるもの
などがあったが、すべてのタイプに共通しているのは、背もたれ、肘掛、腰掛、膝から下をもたれさせる部分、足置きに、膨大な数の針(刺)が突出していることである。
ちなみに「サンジミニャーノ中世犯罪博物館」に展示されている審問椅子には、1300本の針が打ちこまれている。

しかし、意外なことではあるが、実際に裸になって、この「審問椅子」に座った人によれば、それほど、ひどい苦痛ではなかったと言う。
なぜなら、針が絨毯のように打ちこまれているため、体重が均等に配分されるからである。
すなわち、この「審問椅子」は、物理的な痛みよりも、精神的な恐怖心を被害者に与えることが、本来の目的であったわけである。
そして、この椅子に座ることが、拷問の第1歩であり、本格的な拷問はここから始るという訳である。

なお、「審問椅子」は、ドイツでは19世紀まで、イタリア、スペインでは18世紀まで使われていたことが、公式な資料によって確認されている。

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審問椅子

今回の図の「審問椅子」は、19世紀のフランスのものを参考にしています。
これは、椅子の座を鉄製にして、火鉢や松明で熱くする事による、火責めを併用できるようになっていたわけですが、今回は、現代風に「電流責め」を行えるように足置き板も鉄製に変更してみました。

「審問椅子」が痛くないと言うのは、よくテレビでやる、剣山のベットに寝るのと同じ理屈ですね。
…実際に「審問椅子」に座ったことがある人、本当に痛くないですか?(^_^;)