梯子式拷問台

<梯子式拷問台>

1769年の「テレジア刑法」のなかに、傾けた梯子を使って人体を引き伸ばす拷問の規定がある。
そのとき使用される刑具が、この「梯子式拷問台」である。
(オーストリアで開発された為、「オーストリア式梯子」とも呼ばれる)

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梯子式拷問台

犠牲者は、斜め45度に立てかけられた梯子の上部に、裸にされた上で、後手にくくられた両手を固定される。
そして、犠牲者を支えていた、刑吏の手、足場、横棒などを(その時々で違う)刑吏が外すと、犠牲者の体が一気に梯子を滑り落ち(両手は固定されたままなので)両肩瞬時に脱臼する。
これを何度か繰り返すと、犠牲者の両肩の関節は完全に粉砕され、修復不可能な損傷を負うことになる。

オプションとしては、梯子の上部、または下部にロープ巻き取り器(巻き上げ機)を取りつけることにより、引き伸ばし効果の調整が可能となる。(落すのではなく、文字通り引き伸ばす)

肩を脱臼させた後は、わきの下とわき腹を火であぶる。
「テレジア刑法」によれば、あぶる道具は、7本のろうそくを束ねたものと規定されている。
(6本や7本ではいけない、ろうそくの長さにも規定がある。)
なお、このろうそく責めにも耐え抜いて自白しなかった犠牲者は、刑法の規定に従って、無罪とされることになる。
が、無罪で釈放されても、この当時では治しようがなかった脱臼や、重度のやけどを負わされた犠牲者には、拷問より過酷な、「日常生活」(働けないものは、コミュニティから排除される)が待っているのである。

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梯子式拷問台

やっぱり関節を責めるのは、人体を責める場合の基本ですね。
(大げさな道具は、いらないし)