さらし台

<さらし台>

「さらし台」「首伸ばし」「足枷台」などと呼ばれた。
数名の受刑者を同時にさらせるよう、複数の穴があいている台もあった。

典型的なさらし台は、二枚の木板を使った、わざと仕上げを荒くした物が多かった。
蝶番でとめられた、あるいは2つに分れる垂直に立てた角材や板に、手首のみ、手首と足首、または足首のみを固定する半円ずつの穴があり、受刑者の手足をここに入れて固定する。
(穴に鉄製の枷がついていることもある。)
付けた状態で移動できるか、街の主要箇所にある、さらし台、さらし棒につなぐことができた。
「さらし柱」と同じく穴に首を入れるとき、耳を板に釘付けすることもあった。

受刑者は女性の場合が多かったが、板の穴に足を、板の上の鉄枠に手を固定され、広場にてさらされる。
運がよければ、見にきた野次馬に、小突かれるぐらいですみ、そこでおとなしく反省していれば、青あざと、こぶが数ヶ所できるぐらいで放免にしてもらえることもあった。

だが、大抵は、ひどく殴られたり、石を投げられたり、やけどを負わされたり、糞尿をかけられたりする。
便所や肥だめから糞尿を持ちよって、さらし者の口、耳、鼻、髪に塗りつけるのである。
中には、刃物を使い、切り傷だけならまだしも、体の一部を切り落される事もあった。
また、足の裏や脇の下をくすぐられるのも、絶え間なく行えば耐えがたい責苦であった。

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さらし台

刑具や形態も多用だが、この刑で罰せられる罪も多岐に及んだ。(「カロリナ法」より)
1、窃盗。
2、共同体のおきてを破って、平和を乱したもの。
3、風紀や道徳を乱すもの。
4、他人を侮辱した者。
5、単純で悪意の無い、とく神。(神をけがすこと)
この他、もっと厳しい刑を科せられるところを恩赦によってさらし刑となるケースもあった。
また、さらし刑には、罰金によって免除されると言う抜け道があったので、貴族や地位の高い者、金を持っている者は、さらし台につながれることはほとんど無かったと言う。

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さらし台

魔女狩りもそうですが、この刑も厳しい宗教的戒律に虐げられた民衆のストレスを低減させる役割を負っていたのでしょうか?女性が狙われると言うのも男性の為と言う気がしてなりませんね。(>_<)