肉体的な拷問というより、精神的な拷問であろう。
肉体的には、身につけるのに苦労を要し、せいぜい不快感と疲労をもたらすだけである。
樽には底がついている物と、付いていないものとがあった。
底付きの場合は、糞尿か、腐った水、腐った食べ物を入れてその中に受刑者を浸ける。
底のない樽には、「無分別で無益な労働」という意味があるという。
底がない場合は、樽を、かぶせたまま歩かされるのだが、肩にかかるとてつもない重さに苦しみながら、町中を引きまわされるはめになる。
(両手を出す為の穴があいている場合もある。)
後、オプションとして、「辱める為の仮面」を併用されることもある。
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