「月桂樹」
鎖の間に葉の形をした金属製の鋭い刃を仕込んであるもの。
「いばらの冠」
鎖が薄い剃刀状になっているもの。
先端には棘のついた星型がつけられており、極めて殺傷効果が高い。
「九節鞭・くせつべん」
長さ8〜10センチの鉄の棒(太さは4ミリ〜15ミリ)を鉄のリングでつないだ物。
そして第一節の「鞭頭」は紡錘形の重りになっている。(中国製)
これらの鞭は、鞭につけられた、棘、刃、また鎖の鞭自身により、犠牲者に破壊的な打撃効果を与え、
革や紐の鞭と違い、苦痛を与えることが目的ではなく、鞭打った部分の「肉」を引きちぎるために使われた。
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