苦悩の梨

<苦悩の梨>

この拷問器具は、形が洋梨に似ているところからこう呼ばれている。
取り付け部のネジやバネによって、先端から縦方向に3つか4つの部分に別れて拡張できる仕組になっている。

男性や肛門に用いるものは長さが15センチ、女性の膣用は一回り大きい。
また、ネジを締めていくと先端から刃のついたネジ状のキリ(棘)がのびるタイプのものもあった。
この棘は鋭い凶器となり、犠牲者の体の奥を引裂くことができた。

口用は、異端審問の際、また神への冒涜行為を行った者に対して使用された。
肛門用は、性的倒錯者、同性愛者(男性同士)に対して使用された。
膣用は、魔女狩りの際、悪魔や魔物と性交したとされる女性に対して使用された。

使い方としては、口、肛門、膣、に押しこんで、ネジを操作することで先端が開いていき、「穴」を拡張して固定する。
口に使用すると、容疑者の顎は大きく開いたまま固定され、叫ぶことも食べることも一切出来なくなってしまう。

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苦悩の梨

この梨を使用された器官は、口なら喉の奥まで、肛門なら直腸から大腸まで、膣なら子宮頚管まで内側から裂ける。
また、先端につけられた棘が傷をさらにえぐり、再起不能になるどころか、かなりの確率で死を招いた。
また、金属製の器具である為熱して用いることもできるが、やはりそういう使用方はまれであったようだ。

この器具は、体内に挿入された器具を拡張させることで、からだの外観や穴の入口を傷つけることなく、内部のみを破壊することが出来た。

苦悩の梨2

そして、器具を引き抜きさえすれば、外側からは加害者に加えられた拷問の跡が見えないようになっていた。

なお、ここまでの説明、形から性的拷問での使用がメインだと思われたであろうが、本来の使い方は鉄仮面などと同じで犠牲者に飢餓を与えることであったと言う説もある。
犠牲者の体を傷つけることよりも口を塞ぐことで声を出すことも物を食べることも出来ないという苦痛を与えることを主目的とした器具である、という考えである。

この「苦悩の梨」は、現在も各地の刑場、留置場、取調べ現場、治療室などで、装飾を施さなくなったが仕組みそのものはほとんど変っていない物を使用している。

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苦悩の梨

…ど、どこで使っているんでしょうね?(^^ゞ
口枷としてはかなり使いやすい気もしますが、SM写真などでも見たことが無いですねぇ。
産婦人科などで使われているクスコとの関係はどうなんでしょうか?
クスコは、全体が拡張されるので、ちょっと違うかな。