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断首刑(装置)

スイング式断頭機
スイング式断頭機
これらの装置に共通する問題点は、
1,受刑者は頭を傾けた形でひざまずいていなければならない。
2,受刑者は頭を固定されていない。
つまり受刑者の協力があるか(動かない)、かなりの人数で受刑者を動かないように固定しなくてはならない。
それには、刑吏にも危険が及ぶことが容易に想像できる。
3,刃が真っ直ぐ、あるいは窪んでいて、「切る」と言うよりは「引きちぎる」「押しつぶす」ことになる。
刃の性能が悪いために(あるいは刃の加速度が足りない)断首の失敗が起きやすかった。

これらの問題点は、いわゆる「ギロチン」によって解決されることになる。
断首刑(装置)3
各種「首切り装置」の場合、文章はかなり残っているのですが、曖昧な図版しか残っていない、もしくは図版がないので、イラスト化の際、苦労しますね。
「スイング式」の場合は、おそらく18世紀には、動力が人力であった物を「バネ」+「油圧」式にアレンジしてみました。

「断首刑(装置)4」へ続きます。
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