刑罰史料館 A
「死刑の執行形態1」

トップページへ
拷問史料館へ
刑罰史料館INDEXへ

18歳未満閲覧絶対!

掲載されている作品には、 血や内臓、暴力行為といった 残酷表現が 含まれており、気分を著しく害される危険性 があります。
御注意 下さい。
これらを閲覧することによって被ったいかなる 精神的、物理的なダ メージも保証いたしかねます。
御自身の責任においてご覧下さい ますよう、 お願いいたします。
下の縮小画像をクリックするとそれぞれの「刑罰」のページに飛びます。
火刑
火刑
焚殺、焚刑(ふんけい)、火罪、火焙り(ひあぶり)、焼松焙(たいまつあぶり)、火張付などと呼称されることもある死刑

「火刑」は、古代から存在する処刑方法で、主に、姦通、近親相姦、同性愛、獣姦などの性犯罪や、妖術、異端などの信仰に反した罪で有罪判決を受けたものに適用された。

熱湯刑
熱湯刑
亨殺(ほうさつ)、煮殺し、釜茹の刑などで呼ばれる死刑。

犠牲者を油で煮るのに特別な装置は必要なく、浅くて大きな容器と、それに入れる油かピッチ、樹脂、硫黄、そして炎が有ればよい。

水刑
水刑
投水刑、溺死刑、袋の刑、水漬け、臥漬け、簀巻き、などと呼称される死刑。

水による処刑は、間違いなく宗教的な信仰と迷信に基づくものと思われ、大多数の原始文明、アフリカ大陸で広く用いられてきた。
また、古くから流れる水には浄化の作用があると信じられていたので、罪人によって乱されて秩序を静めるために、水による処刑が行われた。

断首刑(剣、斧編)
断首刑(剣、斧)
斬刑、斬首、刎刑、断首、断頭、切断刑などと呼ばれる死刑。

斬首は延髄と同位置か、やや下方で脊髄を切断することにより死をもたらす。
19世紀末の首切り実験によれば、延髄や呼吸中枢の位置で斬首すれば、死者はほとんど沈んだ無表情な顔となる。
斬首する位置が上記の場所からずれると、頭部切断の結果生じる出血と窒息により死に至ることになり、死者は苦痛、苦悶の表情で死んでいくことになる。

断首刑(装置)
断首刑(装置)
斬刑、斬首、刎刑、断首、断頭、切断刑などと呼ばれる死刑

死をもたらすこの機械は、代々伝わってきた技術によって立つ職人の時代から、機械の時代への移行を示すものでもあった。
これまでのあらゆる処刑は、精神的、肉体的弱さや、不正による過失から逃れられない複雑な技量を必要としていたが、「ギロチン」の登場によって以後、それとは反対の、明確、正確、迅速な死刑が行われることになった。

絞首刑(絞り首)
絞首刑(絞り首)
絞り首、縛り首、吊し刑、逆吊し刑、絞殺刑などと呼ばれる死刑

「絞殺刑」(絞り首)とは、縄、紐、鎖、針金などで首を締め、気管と血管を締付け閉塞させるという刑罰である。
また、閉塞は、「絞首刑」(吊し首)とは違い、受刑者自身の体重ではなく、受刑者の首に作用する外的な力によってひき起される。

絞首刑(吊し首)
絞首刑(吊し首)
絞り首、縛り首、吊し刑、逆吊し刑などと呼ばれる死刑

「絞首刑」は歴史上のどの時代にも見られる処刑方法であり、現代においても日本を含む80カ国以上の国で合法的に行われている処刑である。
「絞首刑」は仕組みが単純で道具立てが簡単で実行が容易、という利点がある。
自殺を試みる者がかなりの割合でこの方法をとることからも、「首つりが輪奈結び一つで、どこででも簡単にできる」ということが証明される。

磔刑
磔刑
張付、八付け、八張、罧(はつつけ)、土八付け(土張付)、板張付、箱張付、逆さ磔、生磔、水磔、架刑、十字架刑などと呼ばれる死刑

「磔刑」という刑罰は、多くの呼称と方法が見られる刑罰であり、ペルシャ人によって紀元前300から400年に開発された。
この刑罰の方法はローマ帝国によって紀元前100年頃までに、更に改良され利用された。

引き裂き刑
引裂刑
車裂き、牛裂き、四つ裂き、体解、股裂き、などと呼称される死刑

この刑罰の特色は、受刑者の四股に対して同時に「力」を加えて、体を引裂くというものである。
人間の残酷さが産出した刑罰の中でも、最も恐ろしいといわれる刑罰のひとつである。

車輪刑
車輪刑
車輪轢き、車輪上の粉砕刑、生きたままの骨抜き刑ともいわれる死刑

車輪刑とは、体を車輪に縛り付けられ生きながらにして四股を打砕かれる、という公開で行われる死刑である。
主に、フランス、ドイツ語圏のヨーロッパ各地で、16世紀から18世紀初頭まで行われていた、西洋独特の刑、男性のみを対象とした死刑である。

18禁!
トップページへ
拷問史料館へ
刑罰史料館INDEXへ