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引裂刑

拷問も一通り終わり、いよいよ、4頭の馬によって四つ裂きによる死刑が開始された。
だが、ラヴァイヤックの筋肉と関節はあまりに頑丈につながっていたので、4頭の馬は長い時間四股をもぎ取ることができず、そのうち1頭が失神してしまった。
死刑執行吏達は、彼の腕と太ももの下側の筋肉を剃刀で切らざるを得なかった。
四つ裂き
ようやく四つ裂きが完了したとき、処刑の手際の悪さに観衆の怒りはあまりに高まっていたため、彼らは引き裂かれたラヴァイヤックの死体を執行吏達から奪い取った。
文学者ジルベール・カランドローによれば、「ラヴァイヤックは、分割された」といわれる。
群衆は、それを地面にたたきつけてバラバラにし、あらゆる身分の人々が剣やナイフを手に死体に殺到し、バラバラにし焼き食べたといわれ、後には骨しか残らなかった。
その骨は、処刑場で燃やされ、灰は「いかなる埋葬にも値しない」との考えから、空中にまき散らされた。
引裂刑3
「引裂刑4」へ続きます。
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