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刺殺刑 |
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●鉄の処女 刺殺刑器具として、ニュールンベルグ城の地下秘密法廷で用いられたと伝えられている「鉄の処女」が知られている。 外観は女性の立像をかたどり、頭部と胴体部から成り立っており、胴体前面部にある両開きの扉を開けると、中は空洞になっており、内側に鋭い鋼鉄の針が見える。 これは、マント型の前扉を閉めると、中に押し込められた罪人の体に、「鉄の処女」の各部に内蔵されている鉄刺が突き刺さり、貫通して死に至らしめるというものである。 |
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「鉄の処女」、ドイツのニュールンベルグにあったと言われる物を1828年に複製。 「鉄の処女」の頭部にある2本の針が罪人の両目を貫き、心臓や頚動脈のような急所をはずすように配置された針が体を貫く。 容疑者は即死することなく、「鉄の処女」の中で数日の間、苦痛に耐えなくてはならなかった。 死体は底にある落し戸から地下の水の中へ捨てられたと言う。 しかし、「鉄の処女」についてはある学説が存在する。 それは、最初にニュルンベルグで見つかった「鉄の処女」には殺人針がついてなく、もともと、「鉄の処女」とは単なる鉄製の箱で、名誉刑(容疑者をさらし者にする)の道具であり、「殺人針が両目と全身を突き刺す」と言う風説は、人々の刑罰に対する好奇心が生み出した空想ではないかと言うものである。 |
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刺殺刑5この説については、私もそうじゃないかとは思いますが、そりゃア、夢がないってものですよ。(笑)次へ進むと「刺殺刑6」へ続きます。 |
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